Kei Chikaura started a career as a filmmaker in 2013. His 2nd short film, The Lasting Persimmon was selected for Clermont-Ferrand International Short Film Festival 2016. His 3rd and latest short film, Signature was selected for Locarno International Film Festival and Toronto International Film Festival 2017, among many others. It won the Grand Prix at Encounters Film Festival 2017.
近浦啓・映画監督 2013年、短編映画『Empty House』で映画監督としてのキャリアをスタート。2作目の短編映画『なごり柿(英題:The Lasting Persimmon)』(2015)は、第38回クレルモン=フェラン国際短編映画祭に入選。本作『コンプリシティ/優しい共犯』の前日譚でもある短編3作目の『SIGNATURE』(2017)は第70回ロカルノ国際映画祭に正式出品、ワールドプレミア上映。第42回トロント国際映画祭では北米プレミアを飾る。両映画祭で高い評価を受け、米アカデミー賞公認映画祭でもある第23回エンカウンター短編&アニメーション映画祭にてグランプリを受賞。2018年、本作で長編デビューを果たすや、第43回トロント国際映画祭ディスカバリー部門でのワールドプレミアを皮切りに、第23回釜山国際映画祭アジア映画の窓部門にてアジアプレミア上映、さらには第69回ベルリン国際映画祭キュリナリー・シネマ部門でヨーロッパプレミアを果たし、各映画祭で喝采を浴びた。日本でも第19回東京フィルメックスで上映され観客賞を受賞。